入場人数制限がございます！日本の変異コロナウイルスが急速に拡大

日本ではここ数日、変異したコロナウイルスの感染が急増しており、確認された感染者数は1週間で60％も増加し、夏季オリンピックを前に流行を抑制するための政府の緊急対策を複雑化させている。

厚生労働省によると、先週火曜日の時点で、変異株の感染者は日本国内で計271人確認されており、 1週間前の165人から増加しており、感染力がより強くなっている。

一昨日、フィリピンで発見された変異した新型コロナウイルスが日本でも検出された。英国、南アフリカ、ブラジルなどで確認されている変異ウイルスに続き、今回が5つ目の変異した新型コロナウイルスとなる。

変異ウイルスの種類の増加に加え、日本の新たな変異株の発生地域も拡大している。感染者は日本47都道府県のうち21都道府県で確認されており、先週の17都道府県から増加している。

このうち、大阪府の感染者数は62人と最も多く、これまでのところ英国型変異株の感染者数が260人で最も多い。英国株は以前の株よりも感染力が40～70％高いと言われており、ある研究ではこの変異株の致死率は60％高いと示唆されている。

日本では毎日平均1000人の新型コロナウイルス感染者が確認されており、新型ウイルスによる感染者数はまだ少ないが、専門家は変異ウイルスが急速に広がることを懸念しており、今月から各都道府県で変異ウイルスの検査が始まっている。

さらに、日本の国立感染症研究所は、政府がより厳しい水際対策を検討すべきだと考えている。

日本政府は海外からの観光客を制限することでウイルス変異種の拡散を抑制すると述べた。

赤羽一嘉国交相は先日、日本人と、日本に中長期の在留許可を持って再入国する外国人を含め、入国者数を1日2,000人まで一時的に制限する計画を正式に発表した。

現在、全日空は今月21日まで日本行きの便の予約を全て停止しており、日本航空も今月はフランス、イギリス、ドイツから日本行きの便の予約を停止している。

変異株の拡散を防ぐため、東京医科大学分子疫学教授の浦島光義氏は政府に早期の予防策を講じるよう求めた。

浦島氏は「変異ウイルスは4月にも特に都市部で広がる可能性が高い」と語った。 「感染者数が大幅に増加すれば、どんな対策を講じても流行を食い止めることはできないだろう」

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