速報です！電子商取引大手が自主的な上場廃止を発表

外国メディアの報道によると、ロシアの電子商取引プラットフォーム「オゾン」は最近、ナスダックに対し、米国預託株式の上場廃止の意向を通知し、米証券取引所との約3年にわたる関係に終止符を打ったと発表した。

オゾンはロシア最大級の電子商取引企業の一つで、2020年末の新規株式公開で10億ドル近くを調達したとみられる。このIPOは、多くのロシア企業の間で小規模IPOの波を引き起こした。

しかし、 2022年2月にロシアがウクライナに軍を派遣した直後、ロンドン証券取引所に上場しているロシア企業と同様に、オゾンの株式はナスダックでの取引が停止された。オゾンはこれまで自社株の取引停止に対して2度控訴したが、2度とも失敗に終わった。

オゾン氏は声明で「上場廃止の決定に対して控訴する機会をすべて使い果たしたため、当社は独自に当社株式の上場廃止を決定した」と述べた。

「オゾンのADSがナスダックで取引を再開すると信じる理由はない。自主的な上場廃止は、 SECへの報告書提出に伴うコストを削減することが目的だった。」

オゾンは、10月30日までに自主的な上場廃止を申請する予定であり、上場廃止が同社の事業に影響を及ぼさないと述べた。

7月下旬、オゾンの米国預託証券がカザフスタンのアスタナ国際取引所（AIX）で取引を開始した。同社はこの動きにより、特に同社株を取引したい海外投資家にとって流動性が高まる可能性があるとしている。

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