インドでは新たな感染者数が1日当たり27万人増加し、ニューデリーは1週間のロックダウンを実施した。

感染拡大が悪化する中、インドの首都デリーのケジリワル首相は4月19日、午後10時から市内全域を封鎖すると発表した。同日夜から26日午前5時まで閉鎖されるが、住民の基本的な生活サービスには影響がない。

ケジリワル氏は、首都圏では現在、救急ベッド、医療用酸素、医薬品が不足していると述べた。より厳しいロックダウン措置が取られなければ、首都の医療システムは崩壊寸前だ。

ニューデリー市当局は、午後10時から夜間外出禁止令を発令すると発表している。 4月6日から30日までの毎晩午後10時から午前5時まで外出禁止となり、夜間外出禁止期間中の週末（金曜午後10時から月曜午前6時まで）は市全体が封鎖される。

夜間外出禁止令の期間中、政府機関の一部の基本サービス部門は通常通り営業しているものの、その他の民間企業の事務所はすべて閉鎖されるとみられる。

実際、先週、ニューデリー政府も4月16日午後10時から4月19日午前6時までの週末の外出禁止令を発表した。

確認された感染者数は日々増加しており、週末の外出禁止令から1週間にわたる都市全体のロックダウンまで、インドの流行状況は楽観的ではないことがわかります。

インド保健省が19日に発表したデータによると、インドでは前日と比べて新型コロナウイルス感染者数が27万3810人増加し、感染者総数は1506万1919人となり、流行発生以来の最高記録を更新した。新たな死者は1,619人、累計死者数は178,769人。

このロックダウン中、ニューデリー政府はアマゾンやフリップカートなどの電子商取引企業に対し、1週間にわたり基本的な商品の配送のみを許可した。

政府が発表した声明によると、必需品は明確に定義されていないが、食品、医薬品、医療機器などの商品の配送は許可されるという。

さらに、アマゾンは必需品以外の商品のオンライン販売の開始も提唱している。アマゾンは、オンラインショッピングが消費者にサービスを提供する最も安全な方法だと述べた。

データによれば、夜間外出禁止令が発令されて以来、消費者のパニック買いも含め、地域全体のオンライン注文は2倍以上に増加している。

ニューデリーで1週間に及ぶロックダウンが実施されている間、地域全体でオンライン注文も一定数増加すると見込まれます。

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