春に新規感染者急増！韓国ソウル、社会的距離のルールを微調整

韓国保健省は先週、全国的に制限の少ない社会的距離戦略をさらに2週間継続し、結婚式や1歳の誕生日のお祝い、家族の集まりを中止すると発表した。しかし、韓国の現在の感染者数の増加率を見ると、それは十分ではないようです。

韓国は月曜日に363件の感染を報告した。うち市中感染は345件、輸入感染は18件で、確認された感染者総数は96,380人となった。

そこで韓国の保健当局は火曜日、COVID-19の拡散を抑制するために春季の特別措置を発表した。これはまた、韓国が経済を守るために国をさらに開放するという以前の計画を放棄したことを意味する。

社会的距離戦略が緩和されてから約1か月が経過した現在、ソウル市内および近郊で新型コロナウイルス感染者数の新たな急増の兆候が見られ、最近確認された患者の約70～80％を占めている。

韓国では先週、1日当たり400人以上の感染者が確認されており、韓国政府の経済再開ガイドラインに基づき、新型コロナウイルス対策として2番目に厳しい規制が敷かれている。

したがって、現在韓国政府にとって最も緊急の課題は、首都および周辺地域での発生率を下げることである。韓国の鄭世均首相は火曜日、新型コロナウイルスへの対応について政府高官会議を命じ、今後2週間以内に1日あたりの感染者数を200人以下に減らすよう求めた。

これに対応して、観光省は、観光地や、春に人気があるテーマパーク、ショッピングモール、フリーマーケットなどの施設の監督を強化する。これは、韓国国内の観光や春の行楽商品の売上にも一定の影響が出ることを意味する。

3月の週末、ソウル中心部の汝矣島にある公園でピクニックをするソウル市民。画像提供：聯合ニュース

「安全プロトコルの違反が最も多かった場所は無作為の立ち入り検査の対象となり、企業やその他の公共の場で連絡先情報を収集する電子システムが拡大される。当局はコールセンターなど感染が拡大しやすい職場での検査を奨励する」と韓国保健福祉省の報道官ソン・ヨンレ氏は記者会見で述べた。

韓国当局は、防疫対策に加え、7月までに国内1,200万人にCOVID-19ワクチンを提供するとも述べた。

公式統計によると、昨日24時現在、韓国では60万2150人が新型コロナワクチンを接種しており、そのうち95％以上（57万5289人）がアストラゼネカ社のワクチンを接種し、残りはファイザー社のワクチンを接種した。

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