新たな変異ウイルスが発見され、90人以上が感染！日本、予定より早く新型コロナウイルスワクチン接種を決定

海外メディアの報道によると、日本の国立感染症研究所は18日、国内で新型コロナウイルスの新たな変異種が発見され、その系統は英国や南アフリカなどでこれまでに発見された変異種とは異なると発表した。

日本の専門家は、今回発見された変異ウイルスは免疫効果を弱める可能性はあるが、感染力は高まっていないとしている。国立感染症研究所が発表したデータによると、2月上旬の時点で、関東地方で変異した新型コロナウイルスの感染者が計91人確認されており、空港での検査で2人が見つかった。

英国発の変異ウイルスは50カ国・地域で確認されており、南アフリカで発見されたウイルスは20カ国・地域で出現している。それだけでなく、ブラジルの研究者らは別の類似した新型コロナウイルスも発見した。

統計によると、日本では英国、南アフリカ、ブラジルで発見された変異ウイルスに関連する症例が計151件報告されている。

2月2日、菅義偉首相は東京、大阪など10都府県に対する緊急事態宣言を3月7日まで延長し、不要不急の外出自粛や午後8時以降の飲食店の開店禁止などを求めると発表したと報じられている。

しかし、当初は人々の移動を制御するために実施された緊急事態は、毎日1000人以上の新規感染者が報告されており、期待した効果を達成していないようだ。

日本は、流行を早期に抑制するため、新型コロナワクチンの接種を予定より前倒しで開始すると発表し、医療従事者への接種を開始した。これまでに計125人がワクチン接種を受けた。

日本のNHK報道によると、日本の新型コロナウイルスワクチン接種スケジュールはおおよそ次の通りで、2月17日から第一線で働く医療従事者約4万人が接種を受け、3月中旬までに医療従事者約370万人が接種を受ける予定。 4月からは高齢者や基礎疾患のある人、介護施設の関係者らが接種を受ける。一般人へのワクチン接種は5～6月にも実施される予定。

ワクチン接種後、感染者数は減少傾向にあり、緊急事態を継続すべきかどうかの議論も出始めている。これに対し、政府内では緊急事態宣言を継続すべきとの見方が広がっていて、18日に専門家の意見を聞いて慎重に判断するための会議を開くとしている。

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