小売売上高は651億ドルに達しました！米国の冷凍食品業界は急速に成長している

パンデミックの間、多くの買い物客が賞味期限の長い低価格の商品を探していたため、冷凍食品が消費者にとって一番の選択肢となった。

AFFI（アメリカ冷凍食品協会）とFMI（冷凍食品工業会）が発表した「Power of Frozen 2021」レポートによると、2020年は冷凍食品の売上高（21％増）と販売数量（13.3％増）がともに増加し、ほぼ全ての種類の冷凍食品の売上高が2桁の成長を示した。

冷凍食品のオンライン販売が75%増加

「 2020年の冷凍食品の小売売上高は651億ドルに達し、前年比21％増加しました」とAFFIの社長兼CEO、アリソン・ボドール氏は述べた。

売上の急増は、消費者が記録的なペースで電子商取引に目を向けたことに支えられており、消費者はより多くの冷凍食品を買い物カートに追加し、オンラインでの冷凍食品の売上高は75％増加した。冷凍食品を購入した世帯のうち、過去1年間にオンラインで購入した世帯は42%で、2018年の23%から増加した。

冷凍ディナー/メインディッシュ、肉、鶏肉、魚介類のカテゴリーのオンライン小売業者が大きな勝者となった。

健康ブームは冷凍食品業界にも波及しており、消費者は本物の原材料に最も興味を持ち、次いで新鮮な冷凍食品と人工着色料不使用に関心を持つ傾向にある。

FMIの業界関係担当副社長ダグ・ベイカー氏は次のように付け加えた。「パンデミックが始まってほぼ1年が経ち、買い物客はこれまで以上に自宅で食事をするようになりました。彼らは食事の計画、調理のアイデア、便利で費用対効果の高いソリューションを求めています。冷凍食品カテゴリーは買い物客にこれらのメリットを提供します。そのため、食事の材料から食事のソリューションまで、すべてのカテゴリーで新しい顧客層と購入の増加が見られます。」

冷凍食品部門では鶏肉と魚介類の両方が平均を上回る成長を見せ、シカゴに拠点を置くIRIのデータによると、 2020年にドルベースの成長率が最も高かった3つの冷凍食品は魚介類（+ 35.3%）、鶏肉（+ 34.7%）、前菜（+ 28.9%）でした。

流行はまだ終わっていないため、冷凍食品は今後も消費者のお気に入りの商品の一つであり続けるかもしれない。

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